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　イグニス大陸北方の工業が盛んな国。

　首都はノアトゥン。国家代表はジークムント総統。人口も多く、都市の電力を原子炉で支えている。
　工業が発展しているためか、大気汚染の影響で空がうす曇になっていることが多い。工場から立ち上る煙から、アヴェではキスレブを「蒸気野郎」と罵っている者もいる。

　ノアトゥンはおそらく『ニーベルングの指環』に出てくるノートゥングにもかけていると思われる。それは主人公であるジークムントの剣であり、北欧神話では『グラム』、ニーベルングの歌では『バルムンク』と呼ばれる。竜の化身ファフナーを破ったとされる。