U-TIC機関（オルムス）が開発。Ωシステムとも表記される。ゾハルを動力源として設計されているシステムと、その中核を成す物体。
　プロトオメガの外観は人型に近いが、胸腹部はゾハルを取り込んでいるのが視認できるほど空洞状である。プロトΩとも表記される。

　ミルチア紛争で使用されたのが確認されている。

　Omega universitas. オメガのデータを元に別コンセプトで作られた人型兵器。頭部センターポールと背面と腰部後方にあるユニットが特徴的なダークブルーを基調とした機体。

　ウーニウェルシタースはラテン語で「全体」、「世界」といった意味。英語でいうところのuniverseまたはworldにあたる。どっかで聞いたことのある由来。

　ミルチア紛争時はU-TIC機関施設内部にあることが確認されており、紛争後は連邦政府施設内に拘留されている。
　武装は特になく、マニピュレータによる白兵戦での戦闘が主である。最大出力のジェネレーターに耐えられるように、形態を変形させるシステムを搭載。このシステムは搭乗者の反応速度の上昇によってオートで変形するようになっている。本来は有人機として設計されていたようだが、搭乗者の精神パルスが不安定になると暴走する危険があるため、模擬人格を搭載した無人機となっている。
　この変形した状態は、カラーリングも変化し装甲が赤くなり、背面にあるユニットが展開し翼のようになる。この変型モードを「オメガ•イド」と呼称しているようである。

　姿形といい武技どうたらというのを使ってくるあたりといい…どうみてもアレ。出てきたとき狂喜にも似た声が出てくるのは自分だけではないはずだ。

　オリジナル・ヴェルトール。全高19.6シャール。
　背面にある翼の特に下部が脚部にまで届くほどある人型のギア。黒い石のようなカラーリングで胸部コクピット付近の装甲にオレンジ色の発光体。
　 O.R.ヴェルトールという表記も散見されるんだが、こちらではOR・のほうで

　ラハン村襲撃時に降り立った謎の機体。搭乗者がグラーフという特殊な存在であるため、その能力値は他のギア・バーラーと比較にならない。
　名が示すとおり、フェイの愛機ヴェルトールの元になったものである。

　同調しているアニマの器の名は「ナフタリ」


　もとはラカンの機体。

Side:

　全長8000mを超える機動戦艦。外観は綺麗に閉じられた傘のように、細長く先頭から後方にまでドリルのような螺旋となっている。

　オルムス異端審問官の旗艦として運用されている。