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　真空の相転移現象を応用した兵器。相転移する質量の範囲と時間を設定しなければ、宙域ごと破壊する可能性もあるほど危険。

　PTカートリッジ。Phase Transirions cartridge.相転移砲システムの発動キーを兼ねたエネルギーカートリッジ。

　相転移(Phase transition)とは、化学的、物理的に均一な物質の部分である相が、他の形態の相へ転移することの熱力学あるいは統計力学上の概念であり、それらを発生機構とする物理現象の総称でもある。

　参考：フリー百科事典Wikipedia

　KOS-MOSがグノーシス発生個所を突き止めるために相転移砲を使用。その本体はブランクスケールで折り畳まれており、PTカートリッジからのシステム発動キーを受け取ることによってその姿を実空間に現す。
　劇中においてハンドガンのように見えていた部分は、実は相転移砲の一部分で、システム発動時はレーザーロックとトリガーを兼ねる。

　KOS-MOS第三種兵装用として、ヴェクター二局と戦技研が砲を小型化して開発中。

　プロトオメガにも装備されており、更にU.M.N.とリンクすることでどこの座標・空間にも撃てるという機能が追加されていた。

　ep1の時の砲が巨大なために小型改良化が進み、T兵器において胸部を展開して発射するタイプのものが登場し、KOS-MOSもVer.4から同じく胸部に搭載された。