ラビュリントスから墜死する直前までヨアキムが読んだ詩編。

　おそらくは自らが起こしたあるいは『彼ら』を完全に止められなかったという罪を、誰かが裁くとしたら自分は許されることがないということを言っている…のだと思う。「各自その行為によって裁かれたり」という言葉からして。多分。

　ユーリエフ･インスティテュートで制作された、エンセフェロン内において擬似的にウ･ドゥの波動を生み出すシステム。このシステムを使ってU.R.T.V.の反波動の調整を行っていたと思われる。
　擬似的とはいえ、このウ･ドゥ波動のデータをどうやって手に入れたのかはまったく不明である。

　劇中において、「ウ･ドゥ･シミュレーターでもないのに汚染されている」という台詞から、過去このシステムにアクセスし汚染されていたU.R.T.V.がいたことがわかる。

　U-DO。旧ミルチア局所事象変異の源となった。ウーヌス・ムンドゥス・ドライブ・オペレーションが正式名称。U.M.N.のオペレーションAIの様な響きだが、反存在であるU.R.T.V.にすら正確な正体を明かされていない。

　U.M.N.の核でありゾハルの統制システムだが、14年前のレアリエンの暴走、旧ミルチアを二重ブラックホールへと落とし込み混乱を招いたとされ、その目覚めに第二ミルチアをはじめとして警戒している。
　赤いオーラのようなものとして知覚されていることがエンセフェロンにおいて明らかになっている。

　イエス=キリストの事を指す。ヴィルヘルムがなぜ彼のことを他の名前でなく、こう呼ぶのかは不明。 　

　ややこしいことに「ヨシュア」もとても似た同じような発音。新約聖書のイエスとは別の人物でヨシュアという名のユダヤ人の指導者が旧約聖書にいる。このややこしさはヨシュアという単語をヘブライ語から他の言語に翻訳されて時に似た発音で表現していった結果と思われる。

　参考：フリー百科事典Wikipedia『ヨシュア』