国民のほとんどが移民船団の出身で、法律もその教義に準しているために星団連邦に加盟せず、独立国家として誕生した。 しかしその後連邦からの圧力で自治州政府へと政体が移行し、連邦政府から任命された評議員が首班を勤めた。だが、そのことが民衆の不満を募らせて後のミルチア紛争勃発の一因となったらしい。

　実はU-TIC機関員の多くは教主国政府軍の残党。

　トンプソン大学のDCRG（分散コンピューティング•リサーチ•グループ）がヴェクター•コムの出資を受けて創業。

　DCRGは仮想マシンとメインフレーム間の情報の相互運用を可能にするためのミドルウェア技術の基礎を築いた。ベストセラー製品は「オービテック｣。未だ異なるアーキテクチャーの混在するU.M.N.に福音をもたらすとして全世界10000社以上の企業が採用している。

　ヨアキム・ミズラヒ博士が所長を務めていた研究所。脳神経学、事象物理学を統合した特殊な研究所で、ヴェクターがスポンサーをしていた。

　ゾハルをエネルギー機関や兵器として応用する計画により管轄がヴェクターから連邦政府へと移管される。
　U-TIC機関の前身であり、ここでゾハルエミュレーターがつくられたと思われる。

　運送業会社。社長はヘルマン。

　マシューズ船長の多額すぎる借金を作るきっかけとなった依頼をした企業。
　実はU-TIC機関のダミー企業。