女性型でU.R.T.V.№668。名の由来は錬金術における「黄化」のプロセスを示す。その名の通りの黄色の髪をボブカットの長さにしてヘアバンドで前髪を抑えている。

　モモの深層意識にダイブしたJr.の記憶が共鳴再生されたユーリエフ･インスティテュート内で、彼女は数少ない女性体U.R.T.V.のリーダーであることが判明。ルベドたちに対しても上から目線でものを言う「生意気」な性格。

　遺伝的には女性体であるが、能力は男性体と変わらない。そして処刑人としての能力を有している。

　ファーストザルヴァートルとも呼ばれる。科学者だが元枢機院議員で連邦政府にも未だに信奉者がいる政治的にも力がある人物である。
　U.R.T.V.の遺伝的な父にあたり、私設研究所であるユーリエフ･インスティテュートでは生産から訓練までほとんどの指揮を執っていた。

　とあるU.R.T.V.の反抗により死亡していた為、ほぼ名前だけの登場。

　T.C.4660年代に通信推進委員会代表職についたとき、架空のテロリスト集団を組織して連邦議会の権力に拮抗する勢力に対して様々な圧力をかけた。アブラクサス、ドレーバー地区にユーリエフ•インスティテュートの支部を建設し、民間企業のバイオテクノロジー研究施設が集中し、情報がJ.M.I.にあつまるように画策した。

　シタン・ウヅキ。ラハン村近くの山頂に妻子と暮らしている医師。
　武術にも心得があるが、フェイとは流派は違う様子。
　ちなみに29歳。リコより年下である。年齢以上に落ち着いているところから、そう見えないが。

　　医術だけでなく、機械のメンテナンスなども手がけ、それだけにとどまらない豊富な知識を備えている。
　が、料理に関しては並以下のようである。

　フェイやリコからは「先生」と呼ばれている。普段から無口ではある娘が、自分には話しかけてくれないことを多少気にしている。

　祖父から剣術をならっていたが、のちにユイの祖父から素手の格闘術を学ぶ。素手による戦闘でも卓越した才能を発揮している。
　ポンポコ風呂の製作者。

　T.C4732年生まれ。183㎝。75㎏。シオンの兄。元星団連邦政府軍所属、最終階級は大尉。一時期軍の教導隊で剣技を教えていた節がある。退役後は実家にて、医院を開業している…はずだった。一変して古書肆に。漢方系の薬を処方していることから、東洋医学にも精通している可能性がある。
　卓越した運動能力をもち、祖父オウガ・ウヅキから受け継いだという武術は他の追随を許さない。

　EP1ではシオンとの電話での会話のみ、本格的な登場はEP2からになる。
　腰がいたって低く、家族である妹に対しても丁寧な口調である。冷静な判断と素早い状況把握で参謀的な役割も担える。しかし、こと妹のことに関してはどうもコミュニケーションが今一歩。

　14年前のミルチア紛争で彼は傷つきながらも、そこへと向かっていた。彼の行く手を阻んだのは、同じ師に学んだ兄弟弟子であり、かつての部隊の上官だったマーグリスである。
　Y資料の一部のデータを手に入れ、カナンに託した。