XenoDictionary

　元は 元型( アーキタイプ) 用にケビンが発案・設計し、それをヴェクター二局が戦技研と共同での戦闘用筐体(バージョン2)KOS-MOS用に開発を進めていた。
　両肩にポッドがそれぞれあり、さらに両方には翼のようなものが付けられている外観である。

---

　両肩に相転移ユニットを組み込んだKOS-MOS専用の対ウ・ドゥ兵器。システム半径は130 nmナノメートル 。
　 元型( アーキタイプ) からVer.1用に設計されていたが、二局技官がVer.2用に改良中であると告げている。

---

　ユニット後方にある翼状のものは冷却フィールド。
　PTカートリッジ式の相転移砲は本兵装用のテストベッドとして試作された物。

---

　筐体をリニューアル(バージョン3)したからか、兵装も微妙にデザインが変わっている。

---

---

　ソラリスにおける低層の市民階級。別名を「働きバチ｣。

---

　労働力として地上からつれてこられた人、あるいはその子孫や家族のことを指すが、第1級市民でも不祥事などを起こすとこの階級に落とされる。
　居住環境や労働基準など、基本的人権は尊重されていない。居住区が蜂の巣のようなブロック構造になっているところが別名の由来。

　ちなみに第2級市民というのは、第3級市民の意欲向上のために設けられた階級。第1級市民は純潔のソラリス人のみにしかなれない。

---

---

　某戦艦アニメにおいては戦闘の管制を行う場所。
　普通、第三までは滅多にない。艦の運航(通信や航海)そのものと、火器管制(艦載機も含んだ)を分けて第一・第二というふうに分けることはある。
　この某アニメ以来、艦船が出てくる作品は、必ずといっていいほど被害を受けたと報告されるのが第三艦橋である。

---

　ユグドラにほんとうに第三艦橋があるのかどうかは不明。

　その某戦艦アニメでは艦底部に第三艦橋があったが、どうみてもユグドラシルは発令所区画が一箇所あるだけで、第二・第三艦橋があるとは思えない。
　設定資料にないぞ…ウケ狙いなだけかもしれん。

---

---

　レッド・ドラゴン、別名を対ウ・ドゥ・シフト。
　反ウ･ドゥ波動の最終ブースター、その発生モードのこと。ルベドだけが持っている能力で、本来は他のU.R.T.V.から送られてきた波動を増幅し収束して使用するが、彼単体でも範囲は広くないが発動できる。

---

　怒りに我を忘れると現れる破壊的な衝動に近く、覚醒すると自分では制御が出来なくなるらしい。具体的にどういった能力が発現するのかは不明。レッドドラゴンの名を記すように、赤いオーラのようなものがルベドの周囲に現れている。

---

　ミルチア紛争時、この能力を使用してウ･ドゥと対消滅するはずだった。

---

---

　とある説によると赤いドラゴンとは大天使サマエルを指し、謀反を起こした原初の天使の一人である。ヨハネ黙示録第12章にも、赤き龍…という言葉がある。その龍はサタンと呼ばれている。
　サマエル(samael)の名の、「sam」は毒を意味し、そこに天使を意味する「el」が結合したもの。サマエルはサタンと同一視されているようである。

　また、ブリタニアにも「赤い竜」と「白い竜」の伝説がある。この二つの竜は争っており、それはブリトン人とサクソン人を表しており、白い竜を倒すまでこの争いは終わらないという予言があった。
　この赤い竜の伝説にちなみ、ウェールズの国旗にも赤い竜が描かれている。

　参考：フリー百科事典Wikipedia『赤い竜（ウェールズの伝承）』
　　　　「天使辞典」創元社/ 「悪魔の事典」青土社

---