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　第一一七海兵師団艦隊所属の駆逐艦。

　グノーシス襲撃により、ヴォークリンデと通信途絶。

　直接対象のエンセフェロンに自らの意識を転送すること。ダイブとも言う。

　シオンはVR-2000を介して接続していた二者間の主幹同士の連結を解除して、実験データの収集にあたっていた。他者への意識領域に踏み込んだ場合、共鳴再生が起き自他境界を損失する可能性も含む。

　U.M.N.に接続する際に使用される機器。一般的にはゴーグルタイプが普及している。

　シオンがKOS-MOSの深層領域へとダイブするときに使われたのは簡易モジュールだが、実はエルザの業務用カスタムモジュールを支援システムとしていた。このモジュールはマシューズの私物であり己の趣味だけの為にカスタマイズされているらしい。

　ダイブする者の意識をU.M.N.内に構築されたエンセフェロン(仮想空間)に繋ぐモニタリング装置。　
　U.M.N.には、ほぼどこからでも接続が出来るという特性があるために、エンセフェロンへもどこにいてもダイブできることになるが、意識のモニタリング精度は大型になるほど高くなる。

　現ミルチア自治州政府の主星。第二ミルチアの首都はマイトレイ。
　ミルチア紛争以降、この自治州は連邦よりかなりの権益を与えられており、それが他との軋轢や摩擦を生んでいるともいえる。

　14年前の局所事象変異により、急遽旧ミルチアを放棄せざるを得なくなったために遷都。まだ惑星改造の途中であり、原生林などが残っている。そのため、宇宙からは薄い緑色の惑星に見える。ヴェクター第二開発局、U.M.N.管理局、そしてシオンの実家がある。
　自治州政府代表はヘルマー。

　第18銀河タンタス腕にあるテラフォーミング第二段階が完了して間もない可住惑星に遷都された主星。
　旧ミルチアも同タンタス腕第四指にあった。