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Adoministrator and Illustration by 土龍(mogura)
Xenogears©SquareEnix., Xenosaga©Namco BANDAI Games Inc.
※この用語辞典はフィクションであるゲーム作品に基づいた個人的考察を含みます。
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ゼノギアス・ゼノサーガの用語を基本的にゲーム中のデータベースや設定資料集等で独自に調べた考察等も含めた辞典となります
その起源は未だ不明だが、1世紀後半にユダヤ教と初代キリスト教とその諸派の思想と体型が融合したと思われ、2世紀ごろにそれらの書が異端として非難されていたこともある。
しかし「グノーシス主義」という単語自体は現代では広く知られているが古代の資料には存在せず、17世紀ごろヨハネ黙示録の注釈に初めて使用された造語である。しかしこの名称は統一されたキリスト教内の派閥そのものではなく、特有の共通項をもつ思想形態の1つである。
グノーシス γνῶσις とは古代ギリシア語で「知識」という意味。
プロパテール(原父)ともビュトス(深淵)とも呼ばれ『見ることも名付けることもできない不可知の最高神(唯一神または至高神)』と、その対になるエンノイア ἔννοια ――女性的神格があり「思考」という意味をもつ天使――を筆頭に、15対の天使がプレーローマ( πλήρωμα 充満)という階層にいる。
この15対(計30体)の天使はアイオーン αἰών aeonとも呼ばれている。アイオーンはギリシア語で「世代」「時代」という意味。
某スーパーマーケットの語源で、そのラテン語表記なんだそうな…
諸派によって差異はあるが、アイオーンは男性格と女性格の二体一対でありプレーローマと地上の間の中間層にアカモート(デミウルゴス)がいると考えられ、アカモートから霊的あるいは物質的な世界が生まれ、さらに人間がいるという構造となっているという。
プレーローマとアカモートのいる中間層の間にはホロス(境界)またはスタウロス(十字架)と呼ばれる境目がある。
このアカモート(デミウルゴス)というのが、ヤルダバオトやサマエルだったりサタンだったり、あるいはヤハウェという神格だったりと、神話でも有名なものに他称され同定されている。