XenoDictionary

　連邦政府軍少佐。顔に特徴的なバツマークがある威圧的な男性。

　どこかで見たような顔と、名前だと思うのは…気のせいじゃないかもしれない。

　U-TIC機関の指揮官の一人。
　ゾハルの確保のため、ヴォークリンデに乗り込んでいたアンドリューの部下。シオンをどなりつけた少佐と同一人物かは不明。

Side:

　脳内の視覚野の1つ。この部位が両側とも損傷すると完全な色覚障害になる。視覚野自体は大脳の後頭葉にある。

　KOS-MOS起動試験のため、エンセフェロンにダイブしたシオンから視覚野の状態が不安定との報告を受けたアレンが「V4野」(色覚)を補正した。

　 Usus magister est optiomus.(ウスス　マジェスタ　エスト　オプティムス)
　ラテン語の格言。『経験は最良の教師』という意味。

　えーと…ラテン語入門サイト格言集よると、ウースス・マギステル・エスト・オプティムス　と発音するとなっておりました。
　作者不詳の格言だが、ローマの文人『小プリニウス』の書簡にこの格言の記述があったそうです。
　参考：　山下太郎のラテン語入門

　ドクトゥスがS-Divisionにて呟いた言葉。作中においてこの時代、ラテン語がどの程度まで言語として使用されているかは不明だが、彼女はそういった教養を受けたことがあるということだろう。

イントロン（intron）は、真核生物の遺伝子内に存在する塩基配列の一部であり、転写はされるものの、最終的に機能するmRNAからスプライシング反応によって除去される部分です。つまり、イントロンはタンパク質のアミノ酸配列には翻訳されません。
　株式会社セツロテック　用語集『イントロン』より引用

　 mRNA(メッセンジャーRNA)とは、転写はされるが最終的に機能する転写産物から除去される塩基配列。除去されるので無駄に見えるが、mRNA（DNAから転写した遺伝情報もつ塩基配列）を核から運び出す過程や翻訳効率などに関わっていることがわかってきているようである。
　
　参考：フリー百科事典Wikipedia『メッセンジャーRNA』

　フェイやエリィ、ミァンとして覚醒した人間はゾハルの可能性事象変位能力によって、イントロン下に過去の記憶を圧縮している。そのために代を重ねても記憶が明確に残っている。

　インターセプタ―、迎撃機のこと。マクロファージは本来は生体内に侵入した細菌、ウィルスなどを捕食し消化する役割を持った白血球のことを指す。

　ネットワークの侵入者排除のプログラムで、このマクロファージにやられるということは現実世界とのリンクを途絶され文字通りの植物状態になることを意味している。

　データ内での侵入者をとらえるためのプログラム(マクロファージ)を劇中では指す。おそらくは有人コントロールではなく、エンセフェロンにおいて起動した自動排除プログラムを視覚的にわかりやすくしたものと思われる。
　U.M.N.内ヴェクターの重要機密のデータに侵入したシオンたちを出迎えた。